今回の記事では、転職の経験がある看護師20人に対して行った退職の決心がつかない時の対処法のアンケートまとめ記事です。
今回のアンケートでは、「転職サイトを使って条件だけでも調べる」という方法が、退職を決心する上で最も勧める人が多い対処法という結果となりました。
転職をしたいと思ってもなかなか退職の決心がつかない人は今回の記事を参考にしてください。
看護師で退職の決心がつかない時はどうすれば良い?|20人のアンケート結果
転職の経験がある看護師20人に対して、退職の決心がつかないときの対処法についてアンケートを行った結果です。
最も多い回答は「転職サイトを使って条件だけでも調べる」の50%(10人)であり、転職サイトで情報収集をすることを推奨していました。
その他の解答では、「同僚に相談する」が25%(5人)、「親や知人に相談」、「上司や人事に相談」、「退職届を書く」、「就業規則を確認」がそれぞれ5%(1人)という結果でした。
「転職サイトを使って条件だけでも調べる」の回答の詳細
退職の決心がつかない時の対処法として「転職サイトを使って条件だけでも調べる」と回答した人のうち、具体的な内容をいくつか紹介します。
転職サイトを使って条件だけでも調べることで、現在の職場の良し悪しに関して判断する材料になるという旨の意見がいくつかみられました。
また、いざというときにすぐに行動に移せるように情報収集や準備だけでもしておくのが良い、という旨の意見も複数みられました。
「同僚に相談する」の回答の詳細
退職の決心がつかない時の対処法として「同僚に相談する」と回答した人のうち、具体的な内容をいくつか紹介します。
同僚であれば相談しやすいという意見がいくつかみられました。
注意点として、同僚に退職を検討している旨を伝えた場合、本来は伝わってほしくなった上司や職員にも間接的に伝わってしまう可能性もゼロとは言えない点があります。
相談する場合は信用できる口の固い同僚のみに留めるのが安全と言えます。
「親や知人に相談」の回答の詳細
退職の決心がつかない時の対処法として「親や知人に相談」と回答した人の具体的な内容を紹介します。
親や知人の場合は話しやすいというメリットもあります。
ただし、同僚などとは異なり実際に看護師の職場の状況等を知らないケースも多いため、なかなか退職に賛成してもらえない可能性もある点は注意しましょう。
「上司や人事に相談」の回答の詳細
退職の決心がつかない時の対処法として「上司や人事に相談」と回答した人の具体的な内容を紹介します。
上司が相談しやすい雰囲気であれば上司に相談するのも手段一つです。
ただし、引き止めに合うことや相談したことで関係性が悪くなる可能性もあるため、実際に相談するかは慎重に考えましょう。
「退職届を書く」の回答の詳細
退職の決心がつかない時の対処法として「退職届を書く」と回答した人の具体的な内容を紹介します。
試しに退職届を書くことで退職の決心がつくケースもあります。
紙を用意したり実際に作成する手間がありますが、自分の気持ちを整理する意味でも選択肢の一つと言えます。
「就業規則を確認」の回答の詳細
退職の決心がつかない時の対処法として「就業規則を確認」と回答した人の具体的な内容を紹介します。
就業規則を見て具体的な退職の規定を確認することで、退職の決心が固まるケースもあります。
退職する場合はいずれは確認することになる内容であるため、事前にチェックしておくのも良いでしょう。
退職の決心がつかない時の対処法に関する考察
実際に「転職サイトを使って条件だけでも調べる」という対処法を実施することで、今の職場を客観的に見ることができたり、より良い職場を知ることもあります。
また、逆に自分の職場が恵まれていると気付くケースもあり、退職の決心がなかなかつかない場合は最も良い手段の一つです。
その他には同僚や上司、親・知人に相談するという方法も有効な手段と言えますが、退職を検討していることが予期せぬ人に伝わったり、引き止めに会う可能性も少なくないため、相談する場合はその相手を慎重に選ぶ必要があります。
その他、退職届を実際に書いてみたり、就業規則の退職に関する項目を調べることで退職の実感がわくこともあるため、これらの方法も選択肢の一つとして考えて良いでしょう。
退職をするか迷っている場合などは参考にしてみてください。